過去の記事一覧

  • 第10項 レイヤー差

     ヴィヴァリンとルクシオンの国境の地に、仏像が置かれた小さな館がある。  クラリスはここでユンの知人と会うことになった。静寂に包まれる薄暗い館の中で、知人が到着するまでの間、クラリスはタイナのことを考えていた。 〈サ…
  • 第9項 サイドランド

    「キャッ」  クラリスは小さく悲鳴を上げて飛び上がった。窓の外に白いだるまのような怪物が佇んでいるのを見たからだ。 「ユンさん……あれ……あれ!」 「ああ、驚かせちゃった? 私の相棒なんだけど」  ユンは窓を開け…
  • 第8項 元アイドル

     クラリスが目を覚ましたのはログハウスの中だった。彼女がゆっくりと身を起こすと、肌触りの良い白のワンピースが身体を包んでいることがわかった。 〈この服、すごく可愛い〉  クラリスはくるりと回ってから、こんなことをして…
  • 第7項 倫理の操作

     屈強な男の腕がクラリスの服に伸びる。  ひとりが手を出せば、後は雪崩のようだった。後ろからクラリスに抱きつき、胸部に手をやる男が現れたかと思えば、別の男が首元に口づけをしようと顔を近づける。 「やめて! みんな! …
  • 第6項 80点の人間関係

     クラリスの呼びかけに、オイディプスの村落の人々は賛同の声を上げた。  アンドレイアは顔をしかめてクラリスへ耳打ちをする。 「姫。太極天と話のついていないことを言い過ぎです」 「アンドレイア、太極天の目的はこの土地…

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