カテゴリー:神を語るジャガイモ

  • 最終項 ゼロ

    「セフィロスを、呼んでくれないかい」 ディーオーエムオーが息も絶え絶えに言う。 パンサーは側にいた神衛隊に声をかけ、セフィロスを呼ぶように伝えた。神衛隊は頷くと、飛ぶように部屋を出ていった。 「なあディ…
  • 第10項 フィボナッチ数

    「ローディア!」 パンサーが慌てふためき、叫んだ。 「セフィロス、あんた!」 セフィロスはこめかみを押さえ、信じられないという風に首を振っていた。 そこに降り注いだのはディーオーエムオーだ。このジ…
  • 第9項 なぜ何もないではなく、何かがあるのか

    パンサーとローディアは、厳かな装飾が施されたドアを開けた。 パンサーの目に飛び込んできたのは、紫色の髪をした、翼を持った中性的な男性だ。その瞬間に彼はディーオーエムオーの言った対消滅は起こらないと安心すると同時に、…
  • 第8項 対称性

    飛んでいった頭を拾い上げ、身体とくっつけることで、プロスフォラは息を吹き返した。彼は一瞬記憶が飛んだことを不思議がっていたが、ローディアとパンサーは何も言うことができなかった。2人の後ろには、拘束具を着けられた状態のディ…
  • 第7項 神の方程式

    プロスフォラは、長い外套を引きずって赤絨毯の上をゆったりと歩き、部屋の真ん中まで来たところでディーオーエムオーと対峙した。 ローディアとパンサーは、目の前のパンとジャガイモのにらみ合いにめまいを感じながらも、事の顛…
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